2008/01/26 (Sat) ひぐらしお題小説一回目。

01. はじまり
02. 夕焼け
03. 教室
04. きみと、僕。
05. 放課後
06. 「またあした」
07. 後悔
08. 綿流し
09. 約束
10. ひぐらしのなく頃に

続きからどうぞーｗｗｗ
ちょっこす圭レナ風味かも。

「はじまり」

「圭一くぅーん！！」
レナがいつものように、待ち合わせの場所で待っていてくれた。
「わりぃ、ちょっと寝坊しちまったんだ」
言い訳みたいな説明も、レナは笑顔で許してくれた。
「はぅ、急がないと魅ぃちゃんが怒っちゃうよ？」
「やべぇ！！走ろうぜ！レナ！」
そういって俺は夏の空気の中を駆け出す。いつもの風景。
レナが笑う。
魅音がふざける。
そんな朝の風景。

「お～っほっほっほ！！本日のトラップも見事にかかってくださいましたわねぇ圭一さん！」
タライの中に入った水をたんまりとかぶった圭一くんが、沙都子ちゃんをおいかけまわす。
「沙都子ぉーっ！！！待ちやがれこの野郎ｫｫｵｵｵｵｯ！！！」
「かかりましたわねぇー！！！」
その瞬間、圭一君は縄跳びに足を引っ掛けて、教室の隅から隅まで滑っていった。
「はぅ、圭一君大丈夫かな、かな？」
「いつものことなのです。大丈夫なのですよ」
梨花ちゃんがいつものように「にぱ～☆」といいながら笑っていた。
「いやぁ～、流石のおじさんもあの圭ちゃんの滑りは真似出来ないよ。」
「好きで滑ってるんじゃねｪｪｴｴ！！」
皆笑う。
楽しい風景。

「この世界はどういう結末なのかしら」
ポツリとこぼした本音。
いつだって、そう。
ここまでは順調。
どんな世界もここまでは同じ・・・。
惨劇は、終わらない。
＊
あなたが握ったそのバットは、何故握ったの？
あなたが殺したその二人は、何故殺したの？
あなたが選んだこの世界は、何故選んだの？
あなたが起こしたこの惨劇は、何故起きたの？
この世界におきた罪はただ一つ。
それは殺人よりも深く、憐れな罪。
「友を信じなかった」
気付きなさい、その罪に。
＊


あとがき。
わぁぁぁぁぁぁぁ（発狂
はじまりってコトで、一応鬼隠し編を意識したのにorz
最後の詩はオリジですよ。
これからも頑張るのでみなさん生暖かく見守っててくださいねﾉｼ
憐㌧