移転しましたー。
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部屋に帰った凛祢に、相変わらず痛みが襲っていた。
晃の泣き顔、どうしようもない痛み、あの告白・・・。
「晃が煉蒔のことを好き・・・。それがどうしたってんだよ・・・。」
口にしたその事実を聞き、また痛みが激しくなる。
これは、晃が憐れだからだ。煉蒔が俺を好きなのだったら、晃は失恋、という事になる。
煉蒔のバカにフラれたらあいつはまためそめそ泣くのだろう。それが憐れなのだ。
この痛みはそういう事なのだ。そう言い聞かせて、凛祢は無理やり眠りについた。
深く、闇の底まで潜ってしまいそうな程に深い眠りへ。
不思議な夢を見ている。
それは、暖かい夢だった。
まるで、ふわふわの綿の中に包まれているような、優しい暖かさ。
ふいに、その綿が唇に触れた。
暖かい・・・・。
「凛祢・・・。起きろよ~、俺超暇じゃん」
その声で、一気に夢が覚めた。
「ま、可愛い寝顔も見れたし、それn」
バキィッッ!!!!!
凛祢を抱きかかえるような体勢になっていた煉蒔の顔に、凛祢の拳がめり込んだ。
「ぐふぅぅぅッ!!!!!!」
うつくしい流線型を描きながら吹っ飛ぶ煉蒔の鼻からは、殴られる前からかは分からないが、大量の血があふれている。
「てめぇ・・・・どうやって部屋に入ったのかいますぐ言わねぇともっかい殴るぞ・・・」
寝起きの凛祢はいつもの倍機嫌が悪い。今はさらに倍だ。
「簡単だよ~☆ここ、俺の部屋だもん」
・・・・・。
「・・・・は?」
「部屋隣だからさ☆表札入れ替えておけば簡単なんd」
ドスゥッッ!!!!!
鈍い音を立てて、煉蒔の腹にキツイ一発が入った。それを最後に煉蒔が目を覚ます事は
「無ければよかったのに」
凛祢の目の前には、血まみれの顔でピンピンしている煉蒔がいた。
「ひでーな」
しかし煉蒔は嬉しそうだ。
「とりあえず俺は帰る。じゃあな」
凛祢が立ち上がりかけたその瞬間、煉蒔がぐいっと腕を引っ張った。
「ぅ・・・わっ!」
そのせいでバランスを崩した凛祢を、煉蒔が再び抱きかかえる。
「そう、簡単に帰すと思ってんの?」
↓以下凛祢の心の声。
・・・は?当たり前だろ。つーか腕はなせ気色悪いホモ野郎。
大体俺はねみーんだよ明日も部活あんだからよぉ。早く起きなきゃいけねーのはお前もだろうがホモ野郎。
つーかさっさと離せこのホモ野郎。キモいんだよ消えろカス(この間2秒)
「何のためにこうまでして俺の部屋連れてきたと思ってんの?」
凛祢の顔が青ざめていく代わりに、煉時は楽しそうに笑っている。・・・いや、笑うというか、黒い微笑だ。
「ま、待てよ・・・・。俺たち、まだ、高校生・・・だぜ?大体、ここは寮だし・・・まさか、俺が考えてる奴とはちがうだろ・・?」
「その反応からするに」
煉蒔はにやっと笑って、真っ青になっている、凛祢に言い放った。
「多分、あってると思うぜ?」
カッ・・と、凛祢の顔が紅く染まる。
「・・・・・えろ」
「は?何か言っ―――」
「―――消えろカスゥゥゥウウウウウウウウウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
強い一発をあごにクリーンヒットさせて、凛祢は部屋を飛び出した。
理由はなにも分からない。
どうしてか分からない。
ただ、ただ無性に涙が出てきた。
「―――・・晃」
一言。
そういって、凛祢は死んだように眠ってしまった。
晃の泣き顔、どうしようもない痛み、あの告白・・・。
「晃が煉蒔のことを好き・・・。それがどうしたってんだよ・・・。」
口にしたその事実を聞き、また痛みが激しくなる。
これは、晃が憐れだからだ。煉蒔が俺を好きなのだったら、晃は失恋、という事になる。
煉蒔のバカにフラれたらあいつはまためそめそ泣くのだろう。それが憐れなのだ。
この痛みはそういう事なのだ。そう言い聞かせて、凛祢は無理やり眠りについた。
深く、闇の底まで潜ってしまいそうな程に深い眠りへ。
不思議な夢を見ている。
それは、暖かい夢だった。
まるで、ふわふわの綿の中に包まれているような、優しい暖かさ。
ふいに、その綿が唇に触れた。
暖かい・・・・。
「凛祢・・・。起きろよ~、俺超暇じゃん」
その声で、一気に夢が覚めた。
「ま、可愛い寝顔も見れたし、それn」
バキィッッ!!!!!
凛祢を抱きかかえるような体勢になっていた煉蒔の顔に、凛祢の拳がめり込んだ。
「ぐふぅぅぅッ!!!!!!」
うつくしい流線型を描きながら吹っ飛ぶ煉蒔の鼻からは、殴られる前からかは分からないが、大量の血があふれている。
「てめぇ・・・・どうやって部屋に入ったのかいますぐ言わねぇともっかい殴るぞ・・・」
寝起きの凛祢はいつもの倍機嫌が悪い。今はさらに倍だ。
「簡単だよ~☆ここ、俺の部屋だもん」
・・・・・。
「・・・・は?」
「部屋隣だからさ☆表札入れ替えておけば簡単なんd」
ドスゥッッ!!!!!
鈍い音を立てて、煉蒔の腹にキツイ一発が入った。それを最後に煉蒔が目を覚ます事は
「無ければよかったのに」
凛祢の目の前には、血まみれの顔でピンピンしている煉蒔がいた。
「ひでーな」
しかし煉蒔は嬉しそうだ。
「とりあえず俺は帰る。じゃあな」
凛祢が立ち上がりかけたその瞬間、煉蒔がぐいっと腕を引っ張った。
「ぅ・・・わっ!」
そのせいでバランスを崩した凛祢を、煉蒔が再び抱きかかえる。
「そう、簡単に帰すと思ってんの?」
↓以下凛祢の心の声。
・・・は?当たり前だろ。つーか腕はなせ気色悪いホモ野郎。
大体俺はねみーんだよ明日も部活あんだからよぉ。早く起きなきゃいけねーのはお前もだろうがホモ野郎。
つーかさっさと離せこのホモ野郎。キモいんだよ消えろカス(この間2秒)
「何のためにこうまでして俺の部屋連れてきたと思ってんの?」
凛祢の顔が青ざめていく代わりに、煉時は楽しそうに笑っている。・・・いや、笑うというか、黒い微笑だ。
「ま、待てよ・・・・。俺たち、まだ、高校生・・・だぜ?大体、ここは寮だし・・・まさか、俺が考えてる奴とはちがうだろ・・?」
「その反応からするに」
煉蒔はにやっと笑って、真っ青になっている、凛祢に言い放った。
「多分、あってると思うぜ?」
カッ・・と、凛祢の顔が紅く染まる。
「・・・・・えろ」
「は?何か言っ―――」
「―――消えろカスゥゥゥウウウウウウウウウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
強い一発をあごにクリーンヒットさせて、凛祢は部屋を飛び出した。
理由はなにも分からない。
どうしてか分からない。
ただ、ただ無性に涙が出てきた。
「―――・・晃」
一言。
そういって、凛祢は死んだように眠ってしまった。
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キリバンはサイトの方だけでw
キリリクはここに書いてってもいいですよ~。
プロフィール
HN:
憐㌧(れんとん)
性別:
非公開
職業:
そろそろじょしこうせいですwwww
趣味:
音楽を聴く・歌う・演奏
自己紹介:
らいく
邦楽類
BUMPOFCHICKEN・ポルノグラフィティ・BaseBallBear・GO!GO!7188・ELLEGARDEN・Perfume・いきものがかり etc...
食べ物とか
ちよこれいと・ポッキー・クレープ・31アイス・ケーキ・シャカシャカチk(ry・コーヒー牛乳・ココア・りんごじゅーす・お茶(ェ
その他とか
まともに演奏ができるのはホルンのみwwwwww
好きな楽器は
エレキベース・コントラバス・ホルン・ピアノ・エレキギター・バリトンサックス etc...
ぬこーっ
以下好きだけど↑にはちょっと含まれないもの↓
社長・のど飴・雌豚・サリヤ人・Re:・ゴム・あにー・yonji etc...
しおりんーーーーーッ!!オレだーーーーーーーッ!!結婚してくれーーーーーーーーーーーッ!!!!!
ちなみに憐㌧は(●≡3≡)こんな顔をしております。
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ちよこれいと・ポッキー・クレープ・31アイス・ケーキ・シャカシャカチk(ry・コーヒー牛乳・ココア・りんごじゅーす・お茶(ェ
その他とか
まともに演奏ができるのはホルンのみwwwwww
好きな楽器は
エレキベース・コントラバス・ホルン・ピアノ・エレキギター・バリトンサックス etc...
ぬこーっ
以下好きだけど↑にはちょっと含まれないもの↓
社長・のど飴・雌豚・サリヤ人・Re:・ゴム・あにー・yonji etc...
しおりんーーーーーッ!!オレだーーーーーーーッ!!結婚してくれーーーーーーーーーーーッ!!!!!
ちなみに憐㌧は(●≡3≡)こんな顔をしております。
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